日本のデベロッパが見た WWDC:深津貴之氏(つづき)

In App Purchase

[アプリ内課金]

実に刺激的な深津貴之氏のコメントを ・・・

fladdict: “iPhoneにおけるアプリ内課金は機能するのか??” by 深津貴之: 14 June 2009[via AppBank

     *     *     *

iPhoneにおけるアプリ内課金は機能するのか??

WWDCで最も日本の開発者がエキサイトしていた機能は、アプリ内課金だったと思う。

ただ僕個人としては、少なくとも現状の仕様のままでは、iPhoneにおいてアプリ内課金が成功するのはとても難しいと思う。

     *     *     *

深津氏はその理由としてユーザー数のスケールが小さいことを挙げる。

そして従来の携帯アプリをそのまま iPhone に移植したプレイヤーがほぼ全員敗走していることも・・・

     *     *     *

移植したプレイヤーはほぼ全員敗走

多分、定額課金による収入増加を見込んでいるプレイヤーの大半は、携帯市場とくに公式アプリ出身のプレイヤーが多いのではないかと思う。しかしiModeの場合、絶対的なユーザー数と、公式アプリという保護政策によって定額課金は機能していた感が強い(自分という部外者が観測にすぎないが)。 ユーザー数が少なく、そのうえに50000本のアプリが並列に展開される、AppStoreにおいて、従来の携帯アプリでのアプローチがそのまま成功するかどうかは大きな疑問だ。

従来の携帯アプリをそのままiPhoneに移植したプレイヤーがほぼ全員敗走している以上、携帯アプリの課金モデルをそのままiPhoneに翻訳したアプリを作っても、また惨敗するのではないか。すでに自前でコンテンツを持っている人が定額課金を考える場合は、もうちょっと楽だと思うけど、それでもペイするだけの初期ダウンロード数を確保できないのならば、やはり大した違いはでないのではないかと思う。

     *     *     *

やっぱ国外出ようぜ

というように、スケール的な限界がある以上、アプリ内課金で利益を上げるには、前提として北米市場である程度のユーザーを確保しなければ話にならない。ところが、北米市場で2~3万本以上売り上げた国産アプリなど、数えるほどしかない。つまり結論としては、アプリ内課金をやってる暇があったら、それ以前に海外で販売できる力をつけることに専念すべきではないかと思うのだ。

どうせ日本なんてあと10年ぐらいで二流~三流国家に転落するのだから、体力のある今のうちに韓国とかフィンランドの国際展開のノウハウ盗んで頑張った方がいいんじゃないかと。国際展開、韓国やフィンランドにできて日本にできない理由もないんじゃないかな。

     *     *     *

ここでも iPhone を従来のケータイの延長線上で考えるか否かがカギのように思える。

iPhone が日本に与えた衝撃とは、好むと好まざるとにかかわらず国際的物差しで考えざるを得なくなったことではないか・・・

原文を見る:Original Text

Technorati Tags: , , ,

広告


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中