突然、投資家は何も知らないことに気付いた・・・

Adamsmith

Adam Smith

日経新聞から・・・

価格の発見。参加者が様々な情報を消化し、価格という形で経済的価値を見いだす機能、これが市場の役割であり、経済学の父アダム・スミスは「神の見えざる手」と呼んだ。米住宅バブルの生成と崩壊を経てその機能が自壊すると、価格そのものへの信頼性が失われてしまった。

「突然、投資家は何も知らないことに気付いた」と FRB 理事のクロズナーはいう。「信頼という言葉が市場から消えうせた」。モルガン・スタンレーで債券調査部門を率いるグレゴリー・ピータースは語る。

政府の資産買い取りは価格発見機能を修復する第一歩だが、その先の道のりは憂うつなものだろう。資本注入で一息ついても、金融機関の自己資本がどこまでの損切りに耐えられるかなお判然としないからだ。・・・

米国が誇った金融モデルは崩壊した。だが、国家が金融機関を丸抱えする「金融社会主義」が永続するわけではない。今の危機は銀行の自己資本比率規制など政府の制度設計の無力さも見せつけた。失敗したのは市場だけではなかった。

日本経済新聞: “世界この先:序章 壊れゆく常識1:神の手はどこへ:「価格」再生への旅立ち” by「世界この先」取材班: 27 October 2008

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