独特の距離感

Greenspan Painting

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日本経済新聞から・・・

米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン前議長を知る日本政府の元高官によると、今でも「不思議な人だった」という印象しかないそうだ。ワシントンのテニスクラブでしばしば顔を合わせ、公式会談も共にした。しかし、意気投合し、会話が弾んでも、独特の距離感がいつも残った。

グリーンスパン氏にとって、そのテニスコートは格好の仕事場でもあった。金融政策を効果的なものにするためには、党派を異にする民主党の政府首脳とも、議会の有力者とも精力的につき合った。その際、「中央銀行の独立性」を担保したのが、あくまでも FRB 本来の目的のためにここにいるのだという対人関係の距離感だったのだろう。

米国の長期好況を演出したことで同氏の権威と神話性は高まり、クリントン、ブッシュ両政権の権力基盤を強めた。中央銀行の権威と政治権力はまさに相関関係にある。

日本経済新聞: “日銀総裁空席(上):政治の非力が招いた罪” by 宮本明彦: 20 March 2008

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