企業法務の現場
投稿日時: 2009年 1月 31日 カテゴリー: Business, Lawsuit 2 Comments »
日経新聞から・・・
弁護士になって間もないころ、私は上司から「ある会社の取締役会議事録を見てきてほしい」と指示された。裁判所の許可があれば株主側は議事録を閲覧できる。私は「会社法の勉強になるぞ」と気楽に出かけたが、先方に着いた途端、そんな気分は吹き飛んだ。
会社には議事録を載せた机以外は何もない「特別室」が用意され、二人の険しい表情の警備員が私に「部屋から一歩も出ないように」と威圧的に言い渡した上、部屋の入り口を固めたのだった。その瞬間、私は「ああ、これが企業法務なのだな」と実感した。
当時、その会社で熾烈(しれつ)な経営権争いが繰り広げられており、その証拠として議事録が必要だったと上司から聞かされたのは後だった。・・・
日本経済新聞: “体験こそリスク管理の決め手”[リーガル映画館:守護神]by 中島茂: 26 January 2009
Technorati Tags: Business, Lawsuit, Legal, 中島茂
グーグル Android は日本では絶対に売れない
投稿日時: 2009年 1月 27日 カテゴリー: Android, Cellphone, Japanese Market, Mobile Phone, Smartphone, 乾牧夫 コメントを投稿 »
ITpro: “米グーグルのAndroidで何ができるのか,絶対に売れない” by 榊原康: 14 January 2009
* * *
日本では絶対に売れない
現時点では,[オープン・プラットフォームを採用した端末は]ある一定の層までにしか普及しないと見ている。アップルのブランドがあり,十分認知されているiPhoneですら日本ではあまり売れていない。ましてやAndroidは何ができるのか。iPhoneのような商品性もなく,携帯音楽プレーヤと一体化するという合理化効果もない。日本では絶対に売れないだろう。
オープンは聞こえがいいが,必ずしもすべてのユーザーに適するわけではない。オープンであれば何でもできるが,現在のクローズドな端末でもやりたいことの90%以上は提供されている。プラットフォーム競争はそう甘くない。オープンというだけで売れるのであれば,iPhoneは日本でもっと売れていなければおかしい。
* * *
日本のミニマムは世界の超オーバースペック
日本は必要最小限の機能だけでは物足りない文化。確かに必要最小限の機能に絞れば安く製造できるが,液晶やフェリカ,ワンセグなどを個別に強化していくと量産から離れ,高くなってしまう。日本市場は特殊で「必要最小限」のベースが海外と違う。日本の必要最小限は海外で超オーバースペックになる。
LiMo FoundationやSymbian Foundationがプラットフォームの共通化を進めているが,世界中の事業者やメーカーがあれだけ入ると絶対にうまくいかない。世界中の事業者やメーカーが合意する標準を日本に持ち込んでも全く使えない。もちろん最初から機能をたくさん盛り込めば別だが,機能は最小限に絞り,それ以外に必要であれば後で追加するというのが標準化のプロセスになる。フェリカもワンセグも国によって採用している規格が違う。共通の規格でなければ量産に乗らない。
* * *
★ →[原文を見る:Original Text]
Technorati Tags: Android, Cellphone, Japanese Market, Mobile Phone, 乾牧夫, Smartphone
剣客と放鳥
投稿日時: 2009年 1月 17日 カテゴリー: 安野光雅 コメントを投稿 »
[安野光雅氏]
安野光雅氏が日経新聞(夕刊)に書いているコラムがとても楽しい。
日本経済新聞[あすへの話題]: “剣客と放鳥” by 安野光雅: 09 January 2009
* * *
死んじゃあいやだ
三歳になる孫が、カレンダーを丸めた紙筒で斬りつけてきた。「いま斬ったんだから、死ななくちゃあいけない」という。「あ、やられた!」と悶絶すると、刀をほうりだし、「死んじゃあいやだ、だいじなおじいちゃんなんだから死んじゃあいやだ」と、耳元にかぶりついてきて絶叫する。ぬれている唇が耳にくっつく、それは驚くべき演技で、どこでそんなせりふを覚えてきたのかと思う。そんなことを言われると、たとえ嘘であってもうれしくて、おじいちゃんはたちまちメロメロになる。
「だいじょうぶだよ、心配ないよ」と起きあがると、孫はまたしても紙の刀で「やー」と斬りつけてくる。また死んだまねをすると、また飛びついてきて「死んじゃあいやだ」と絶叫する。おじいちゃんは「全財産をこの子にやりたい」などと思う。孫の方は飽きないが、おじいちゃんはやがて飽きて、殺した本人から「死んじゃあいやだ」といわれても、プラスマイナスゼロだとわかるのだが、それでも、うれしいのだからしまつが悪い。
* * *
「放鳥屋」
話は変わるが、インドの街角で、お金を払えば籠の鳥を放させてくれる「放鳥屋」に出会った人から話をきいたことがある。鳥を自由にして善根を施した気になれるというのだが、やはりおかしい。鳥でなく、放し亀だとか、放し魚などもあるらしい。
バグダットの放鳥屋は、鳩を使うという話で、夕方には放たれた鳩が主より先に元の鳩小屋へ戻っているという。
骨董を買えば、一種の連係プレーがあって、これは国外持ち出し禁止で、税関でとりあげられ、また元の骨董屋で次の客を待つ仕組みもあるらしい。孫も放鳥もみんな、アラビアンナイトの世界である。
* * *

[ふしぎなえ]
安野氏の独特な画風は大好きで、なかでも「ふしぎなえ」はお気に入りだ。
しかし絵だけでなく、文章もすばらしい。
これで「だいじなおじいちゃん」のファンがさらに増えること間違いなしだ。
Technorati Tags: 安野光雅
Happy Birthday, HAL
投稿日時: 2009年 1月 13日 カテゴリー: HAL 9000, Movie コメントを投稿 »
HAL 9000 の誕生日は 1997 年 1 月 12 日
Arthur C. Clarke の「2001 年宇宙の旅」(A Space Odyssey)に登場する架空のコンピュータ HAL 9000 が稼働したのは 1997 年 1 月 12 日のことだった。1968 年に製作された映画の中では誕生日は 1992 年になっている。HAL は次のように語る。「ワタシはコンピュータ HAL 9000。製造番号 3。1997 年 1 月 12 日にイリノイ州 Urbana の HAL 工場で稼働した。」どちらの期日もすでに過去のものとなったが、人間のような高度な知能を備えた HAL コンピュータは未だに存在しない。
The fictional HAL 9000 computer becomes operational, according to Arthur C. Clarke’s 2001: A Space Odyssey. In the 1968 movie adaptation, the computer’s statement — I am a HAL 9000 computer, Production Number 3. I became operational at the HAL Plant in Urbana, Illinois, on January 12, 1997 — put his birthdate in 1992. Both dates have now passed with no super-intelligent, human-like HAL computer in sight.
Computer History Museum: “This day in History: January 12, 1997 – The Fictional HAL 9000 Computer Becomes Operational“: n.d.
Technorati Tags: Computer, Movie, HAL 9000

最近のコメント